弊社は、芸術、アートとの繋がりが深く、日本各地の美術館と連携しています。芸術、アート分野における翻訳は、アーティストや学芸員、翻訳者による有機的な共同作業です。やりとりを重ねながら、作り手の意図や主張、らしさを探ります。この過程が、翻訳(translation)と創造(creation)を合わせた「トランスクリエーション」というもので、作り手のメッセージを文化的文脈に落とし込む作業は、本来の翻訳とは異なるアプローチです。
青森県立美術館や国際芸術センター青森(ACAC)とは、10年にわたって共に仕事をしてきており、紙からデジタル媒体に至るまで幅広い翻訳業務を担っております。奈良美智氏やリチャード・ロング氏等の国内外の巨匠の通訳のほか、滞在制作を行うアーティストの翻訳通訳サポートをしております。十和田市現代美術館では、ウェブ制作・デザインに加え、映像撮影・音響サポート、翻訳通訳等といったサービスを提供。現代美術家の村上隆氏やスゥ・ドーホー氏、ヨーガンレール氏、ラファエル・ローゼンダール氏など、国内外のアーティストの展示に携わってきました。
国際芸術センター青森
青森県立美術館
十和田市現代美術館
ブリティッシュ・カウンシル
東京藝術大学
弊社は、学術、芸術分野への興味に加えて、住民参加型オープンスペース「14-54」を運営するなど、地域や文化、コミュニティを大切にする会社でもあります。北は北海道から、南は九州、さらに国外においても、その土地や地域に根ざして活動する企業や団体、文化の発信など、翻訳を通じて応援しています。お客さまの規模も様々で、ANA(全日本空輸)の機内誌や、日本相撲協会のパンフレット翻訳から、地方に根付いた陶磁器メーカー、菓子の卸売業者、地域のレストランなど中小企業の広報まで、幅広く協力しています。
社会に対して価値を生み出すお客さまの活動を理解し、理念に共鳴した上で、協力できることは、弊社の何よりの喜びであります。例えば、長崎県波佐見町で陶磁器の企画・販売などを手掛けるマルヒロ。地方に根付きながらも、現代風にデザインした伝統工芸品が国内外で人気を集めています。東京でレストランやカフェを展開しているエピエリは、「良いを食べる “eat good”」の理念の下、季節の物をできるだけ素敵に、丁寧に作った料理を提供。弊社の社員自身も常連になるほど、お客さまとして親しんでいます。多くの中小企業の他にも、弊社の拠点でもある青森県、東北地方をはじめとする地方自治体などと一緒に仕事をしています。
ANA
エピエリ
マルヒロ